やりたいことガイド / PDF・Office

PDFをPowerPointに変換する方法|無料でできる3つの方法

PDFをスライドにするには、ページを画像にして貼る、Word経由でアウトラインから作る、PDFをオブジェクトとして挿入する、の3通りがあります。無料・追加ソフト不要。向き不向きも解説。

入力:PDF出力:PowerPointのスライド

確認日: · Office・Windowsの手順はMicrosoft公式サポート、無料ソフトは公式情報に基づきます。画面の表記はバージョンにより異なる場合があります。

PDFをPowerPointにする3つの方法を選ぶ

3つの方法から、入力データと欲しい結果に合うものを選んでください。元ファイルを残して、別の名前で保存すると結果を照合できます。

PDFの見た目のまま見せたいなら方法1、文字を編集できるスライドにしたいなら方法2、PDFそのものを資料として添付したいなら方法3が向いています。PDFをそのまま編集可能なスライドに完全変換する方法は、無料・ソフト不要の範囲にはありません。

方法1:PDFのページを画像にしてスライドに貼る

こんなときに:PDFの見た目をそのままスライドで見せたい(文字の編集はしない)。

PDFのページを画像にしてスライドに貼る

PDF → ページごとのPNG・JPEG → スライドに挿入

  1. PDF→画像ツール
  2. PNGで保存
  3. PowerPoint:挿入
  4. 画像
  5. このデバイス
操作の流れ(イメージ図)
  1. ブラウザのPDF→画像変換ツールでPDFを選び、形式(PNGがおすすめ)と解像度を選んで画像を保存します。複数ページはZIPで保存されます。
  2. PowerPointで貼り付けるスライドを選び、「挿入」→「画像」→「このデバイス」から画像を選びます。
  3. 画像の大きさをスライドに合わせて調整します。ページごとに繰り返します。

一部だけを貼るなら:PowerPointのスクリーンショット

  1. PDFを開いておき、PowerPointで貼り付け先のスライドを選びます。
  2. 「挿入」→「スクリーンショット」→「画面の領域」を選びます。
  3. PDFの画面で取り込みたい範囲をドラッグすると、画像としてスライドに挿入されます。

画像なので、スライド上で文字は編集できません。細かい文字が多いページは解像度を200dpiにすると読みやすくなります。

PDFは端末のブラウザ内で処理し、アップロードしません。無料・登録不要です。容量・ページ数の上限はツールの説明を確認してください。

対応範囲・容量などの上限を見る

方法2:Word経由でアウトラインからスライドを作る

こんなときに:PDFの文字を、編集できるスライドの見出し・箇条書きにしたい。

Word経由でアウトラインからスライドを作る

PDF → Word文書(アウトライン) → スライド

  1. Word:PDFを開く
  2. 表示:アウトライン
  3. PowerPoint:ホーム
  4. 新しいスライド
  5. アウトラインからスライド
操作の流れ(イメージ図)
  1. WordでPDFを開き(「ファイル」→「開く」、確認が出たら「OK」)、Word文書に変換します。
  2. 「表示」→「アウトライン」で、スライドのタイトルにしたい行をレベル1、箇条書きにしたい行をレベル2にします。
  3. 文書を保存して閉じます(開いたままだとPowerPointに取り込めません)。
  4. PowerPointで「ホーム」→「新しいスライド」→「アウトラインからスライド」を選び、その文書を選んで「挿入」を選びます。
  5. レベル1ごとに作られたスライドを確認し、デザインを整えます。

WordとPowerPoint(Windows版)が必要です。図・表・レイアウトは引き継がれず、文字だけがスライドになります。デザインはPowerPoint側で整えます。

Microsoft公式サポートの手順に基づきます。メニューの表記はOfficeのバージョンや更新により異なる場合があります。

方法3:PDFをオブジェクトとしてスライドに挿入する

こんなときに:PDFの資料をスライドに添付し、発表中にクリックで開けるようにしたい。

PDFをオブジェクトとしてスライドに挿入する

PDFファイル → スライド上のオブジェクト

  1. 挿入
  2. オブジェクト
  3. ファイルから作成
  4. 参照
  5. OK
操作の流れ(イメージ図)
  1. 挿入するPDFが開いていないことを確認します。
  2. PowerPointで挿入先のスライドを選び、「挿入」→「オブジェクト」を選びます。
  3. 「ファイルから作成」を選び、「参照」でPDFを選んで「OK」を選びます。
  4. スライドショー中にクリックで開きたい場合は、オブジェクトを選び「挿入」→「動作」で「オブジェクトの動作」を「開く」にします。

Microsoftの説明では、オブジェクトとして挿入するとPDFの画質が下がります。Web版のPowerPointではPDFの内容を挿入できません。PDFの中身をスライドとして編集する方法ではありません。

Microsoft公式サポートの手順に基づきます。メニューの表記はOfficeのバージョンや更新により異なる場合があります。

どの方法を選ぶか:見た目重視か、編集重視か

見た目重視(グラフ・図・デザインをそのまま)なら方法1。発表用に作り直す・文字を直したいなら方法2で骨組みを作り、図は方法1の画像で補うと効率的です。会議で参考資料として開ければよいなら方法3。PDFの一部ページだけ使うなら、先にページを取り出しておくと作業が減ります。

できないこと・注意点

PDFを元のPowerPointファイルとまったく同じに戻すことはできません。方法1は画像なので文字を直せず、方法2は図やデザインが引き継がれません。ファイルをアップロードして変換するオンラインサービスもありますが、社外秘や個人情報を含む文書は、パソコン内で完結する方法を使うほうが安全です。

うまくいかないとき・よくある質問

PDFを編集できるスライドに完全に変換できますか?

無料・追加ソフト不要の範囲ではできません。文字は方法2、見た目は方法1と、目的に合わせて組み合わせてください。

画像がぼやけます。

方法1で解像度を200dpiにして画像を作り直してください。形式は文字や線の多いページならPNGがおすすめです。

アウトラインから作ると、段落ごとにスライドができてしまいます。

Word文書に見出しのレベルが付いていないと、段落ごとにスライドが作られます。アウトライン表示でレベル1・レベル2を付けてから取り込んでください。

「アウトラインからスライド」で文書を選べません。

Word文書を閉じてから取り込んでください。開いたままだと挿入できません。

挿入したPDFが開けません。

PDFがパソコンで開いたままになっていないか確認してから、挿入し直してください。

公式情報・出典と確認日

確認日:。OfficeとWindowsの操作はMicrosoft公式サポートの日本語ページ、無料ソフトは以下の公式情報、ブラウザの手順・制限は既存ツールの説明を参照しています。図は画面の流れを示すイメージで、実際の画面とは異なります。ソフトの実機操作を行ったという意味ではありません。

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