やりたいことガイド / PDF・Office

ExcelをPDFに変換する方法|ソフト不要・崩れない設定

ExcelをPDFにするには「ファイル」→「名前を付けて保存」で種類をPDFにします。先に印刷範囲と「1ページに収める」設定をすると表が切れません。無料・追加ソフト不要。

入力:Excelブック(.xlsx・.xls)出力:PDF

確認日: · Office・Windowsの手順はMicrosoft公式サポート、無料ソフトは公式情報に基づきます。画面の表記はバージョンにより異なる場合があります。

ExcelをPDFに変換する3つの方法を選ぶ

3つの方法から、入力データと欲しい結果に合うものを選んでください。元ファイルを残して、別の名前で保存すると結果を照合できます。

Excelが入っているなら方法1が基本です。印刷画面で範囲や拡大縮小を見ながら作りたいときは方法2、PDFにした後の結合などもパソコン内で済ませたいなら方法3。どの方法でも、PDFの見た目はExcelの印刷設定で決まるので、次の2節の設定を先に済ませると崩れにくくなります。

方法1:Excelの「名前を付けて保存」でPDFにする

こんなときに:ExcelがインストールされているPCで、シートやブックをそのままPDFにしたい。

Excelの「名前を付けて保存」でPDFにする

Excelのシート・ブック → PDF(Excel本体の機能)

  1. ファイル
  2. 名前を付けて保存
  3. ファイルの種類:PDF
  4. オプション
  5. 保存
操作の流れ(イメージ図)
  1. PDFにしたいブックを開き、Ctrl+Pで印刷プレビューを表示して、表が切れていないか・ページ数を確認します。
  2. 「ファイル」→「名前を付けて保存」(または「コピーを保存」)を選び、ファイル名を入力します。
  3. 「ファイルの種類」で「PDF」を選びます。
  4. 「オプション」で、PDFにする範囲(選択した部分・選択したシート・ブック全体など)を確認します。
  5. 「保存」を選び、できたPDFを開いて全ページを確認します。

Excel for Windows(Microsoft 365・2021・2019など)の手順です。PDFの見た目は印刷の設定(印刷範囲・拡大縮小・余白)で決まります。保存前に印刷プレビューで確認してください。

Microsoft公式サポートの手順に基づきます。メニューの表記はOfficeのバージョンや更新により異なる場合があります。

方法2:Microsoft Print to PDFで印刷してPDFにする

こんなときに:「名前を付けて保存」でうまくいかない、または印刷できるほかのアプリでも同じ方法を使いたい。

Microsoft Print to PDFで印刷してPDFにする

印刷できる文書 → PDF(Windows 11・10の標準機能)

  1. ファイル
  2. 印刷
  3. プリンター:Microsoft Print to PDF
  4. 印刷
操作の流れ(イメージ図)
  1. Excelで「ファイル」→「印刷」を開きます。
  2. 「プリンター」の一覧から「Microsoft Print to PDF」を選びます。
  3. 「設定」で印刷する対象(シートまたはブック全体)と拡大縮小を選び、プレビューで確認します。
  4. 「印刷」を選ぶと保存先とファイル名を指定する画面が開くので、名前を付けて保存します。紙には印刷されません。

印刷と同じ仕組みでPDFを作ります。リンクや見出しのしおりを残したいときは方法1を使ってください。会社のPCでは管理者の設定によりプリンター一覧に出ない場合があります。

Microsoft公式サポートの手順に基づきます。メニューの表記はOfficeのバージョンや更新により異なる場合があります。

方法3:無料ソフトPDF24 Creatorで変換する

こんなときに:PDFにした後、結合や圧縮などもパソコン内で続けて行いたい。

PDF24 CreatorでPDFにする

Excelのファイル・印刷できる文書 → PDF

  1. 公式サイトからPDF24 Creatorをダウンロードしてインストールします。
  2. Excelで「ファイル」→「印刷」を開き、プリンターに「PDF24」を選んで「印刷」します。
  3. PDF24の画面が開いたら、案内に従って保存先を指定して保存します。
  4. 公式説明ではExcelなどの文書をPDF24 Creatorに取り込んでもPDFに変換できます。どちらの場合も、できたPDFを開いて確認します。

公式説明では個人・企業ともに無料、対応OSはWindows 11・10のみ(Mac・Linux非対応)。オフラインで動作し、ファイルはアップロードされません。インストールが必要なので、会社のPCでは利用ルールを先に確認してください。

公式情報に基づく手順です。アプリ実行・現在のOSでの動作は未検証。公式配布元で対応環境と利用条件を確認してください。

PDFにする前に:印刷範囲を決める

表の一部だけをPDFにしたいときは、範囲を選択してから「ページ レイアウト」タブの「印刷範囲」→「印刷範囲の設定」を選びます。印刷範囲を決めておくと、方法1〜3のどれでもその範囲だけがPDFになります。不要になったら同じメニューの「印刷範囲のクリア」で解除します。

表が切れる・ページが分かれるときは1ページに収める

列が2ページ目に分かれる・右端が切れるときは、「ページ レイアウト」タブの拡大縮小の設定で、横(幅)を「1 ページ」、縦(高さ)を「自動」にします。全体を1枚に収めたいなら縦も「1 ページ」にします。印刷画面の「設定」で「拡大縮小なし」の一覧から「シートを 1 ページに印刷」を選ぶ方法もあります。表が大きいと文字が小さくなりすぎるので、横向き・用紙サイズ・余白も合わせて調整し、プレビューで読めるか確認してください。

PDFにした後:結合・ページ番号はブラウザで

複数のPDFを1つにまとめる、ページ番号を入れる、不要なページを削除するといった作業は、JPFreeSoftのPDFツールでブラウザだけで行えます。無料・登録不要で、ファイルはアップロードしません。

できないこと・注意点

PDFは見た目を固定した形式なので、数式・フィルター・入力規則などExcelの機能は使えなくなります。編集用にはExcelファイルも残してください。PDFにしても受け取った人が編集できなくなるわけではありません。ファイルをアップロードして変換するオンラインサービスもありますが、社外秘や個人情報を含む文書は、パソコン内で完結する方法を使うほうが安全です。

うまくいかないとき・よくある質問

すべてのシートを1つのPDFにしたい。

方法1の「オプション」でブック全体を対象にして保存します。方法2では印刷画面の「設定」でブック全体を選びます。シートごとに用紙の向きなどが違う場合は、各シートの印刷設定も確認してください。

右側の列が切れてしまいます。

「ページ レイアウト」タブの拡大縮小で横(幅)を「1 ページ」にするか、用紙を横向きにします。印刷範囲が広すぎないかも確認してください。

最後のページに1行だけはみ出します。

縦(高さ)も「1 ページ」にするか、余白を少し狭くします。改ページプレビューで区切りの位置を確認する方法もあります。

セルの枠線がPDFに出ません。

画面の灰色の線(目盛線)は通常印刷されません。罫線を引くか、「ページ レイアウト」タブで枠線を印刷する設定にしてください。

選択した範囲だけPDFにしたい。

範囲を選んでから方法1の「オプション」で選択した部分を対象にするか、印刷範囲を設定してから保存します。

Excelが入っていないパソコンでPDFにできますか?

このページの方法1・2はExcelが必要です。インストールできる環境なら、無料のLibreOffice CalcでExcelファイルを開き、PDFとしてエクスポートする方法もあります。レイアウトはExcelと異なる場合があるので確認してください。

公式情報・出典と確認日

確認日:。OfficeとWindowsの操作はMicrosoft公式サポートの日本語ページ、無料ソフトは以下の公式情報、ブラウザの手順・制限は既存ツールの説明を参照しています。図は画面の流れを示すイメージで、実際の画面とは異なります。ソフトの実機操作を行ったという意味ではありません。

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